クールヒロイン ワンダークレステッド

一匹狼の殺し屋・産砂はその機会を虎視眈々と狙っていた…ターゲットの名はワンダークレステッド。知らぬ者のいないこの星を代表するスーパーヒロインである。市民たちの足元のはるか下・数十メートルでうごめく都市破壊工作。マフィア同士の抗争かと思われた事件現場に残された謎のメッセージ。それに臆するようなWCではない。みずから敵地へと乗り込むWC。弾丸を弾き飛ばし、車を片手で軽々と持ち上げてしまうWC。「アンタたちの雇い主に逢いに来たの…いるんでしょ?」クールに問い詰めるWC。地獄の業火の中から姿を現す産砂。激しいにらみ合いの応酬…そして!帝都市民90万人を人質に取られ身動きを封じられてしまうWC。産砂のゆがんだ欲望の前に戸惑いが募ってゆく…徹底的にWCの強さの秘密を研究し尽くした産砂。それはWCが鋼鉄の肉体を誇っているのではなく、弾丸や刀を防いでいるのは地球上には存在しない超希少鉱石【フェミタルト】で創られたワンダーブレスレッドなのだ。身動きを封じられ、肉体を強襲する銃弾。さらに無防備な肉体に炸裂する対戦車ミサイル。吐血しそれでもなお一向にひるみなどしないWC。「私には通用しないわ…人殺しのヘナちょこ弾なんて!」そう。WCは決して悪に屈しなどしないのだ!…ところが、である。産砂がWCの首に突き刺す注射針。怪しい色の液体がWCの中へと注ぎ込まれてゆく…《閉じた時間》、そう名付けられたクスリの効果はなんと…無限に繰り返される“死”のループ…本物の死神が文字通り、地獄の口をあけてWCを待ち受けているのであった!…数本の同時鉄矢刺し失血死・電撃炎上死…産砂の極太肉棒が容赦なくWCの喉奥をつく。そして…スーパーヒロインとして決してクチにしてはならない“禁忌”をおかす時…どうなる!?我らがワンダークレステッド!?[BAD END]

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